CDX-B-4EVER

【名前(型番)】CDX-B-4EVER

【種族】ドール/CDX

【性別】見た目女性

【年齢】見た目18~20辺り

【職業】ハンターランクD/SSS組員

【容姿】さらさらとしたカフェオレのような色の髪を胸下まで伸ばして、後ろで結い上げている。透明感のある水色の瞳は無機質。表情は基本変わることが無く、表情筋と言うオプションがついているかもわからない。肌の至るところには草を模したような模様が入っている。服装はまるでNDXシリーズのような、メイド服を基としたウエストがコルセットとベルトで絞められ、裾が広がる長さ短めワンピースに黒の短いスパッツ。膝上まであるベルトでキッチリとしめられた細身のロングブーツ。肩から斜めにポーチを下げ、もう片方の肩からは銃を下げる。ウエストを締めるベルトにデカデカと型番が記されている。身長165cm程度である。
【性格】戦闘人形そのもの。プログラミングされた時、特に難しい設定はされず『敵を消すこと』を第一とし、性格については無感情とのみデータが登録されている。しゃべること自体が少なく、表情も変わらなければ人間としての生活も難しい。己のデータベースには戦闘関連の知識が7割。3割が重要人物事柄の知識と、作られてから学んだ様々な解析不可能な情報がある。NOAHに対する服従を誓い、敵を倒すことだけを存在意義としている。戦闘が出来なくなった時のために自爆機能も追加されているため、戦えないと判断した時点で使う予定。己が作られた後に様々なモデルのドールが生み出され、役目を奪われることもしばしば。最近じぶんの思考回路機能が不快な動きを見せることが悩み。此れは、『寂しい』や『悔しい』『悲しい』だったりするのだが、理解が出来ていない。たまに、解析不可能な情報からひっぱりだしては人間を模倣しようとするが、大抵うまくいかない。悲しい。対人技能はポンコツ。

【補足】この容姿はこの機体を作った博士の死んだ娘を模したものらしく、見目はかなり人間に近い。戦闘機でありながら、謎の日焼け機能や温度湿気感知機能、体温調節機能までついている。痛覚は無し。ちょっとしたこだわりの一品らしい。感情が設定されていないのは、苦しみを感じることの無いように、もし、心を持ったとき、世界が変わって見えるようにとの博士の考えがあったから。
ハンターランクが低いのは、ソロで登録したばかりだから。加えて平々凡々なCDXであり、性能が特別良いとは言えないと言う理由もある。今まではSSSとしての働きが出来ないときは、メンテナンスや1日そこかしこでぼーっと突っ立ってるだけの無職の仕事をしていた。

【武装】『Ehre-エーレ-』…意味は古代に存在した独乙なる國の言葉で栄誉。古式の武器の消えかけた情報で繋ぎ合わせて生み出した不思議な型の物がこのエーレ。大元の形としてはマスケット銃だが、何処か荒々しさを感じる電動ガン。弾は普通だがこの銃自体に細工がされており、電気の流しかたを軽く操作することで種類を変えて打つことが出来る。狙撃から散弾までお手の物で便利だが、同時に己の電力を使って操作するため使いすぎると自分自身が動けなくなる。そのために掌サイズの簡易充電器を持ち歩くが十分ではない。反動は小さめ。己の電力を考えて、3~6ロル分。
『a-n5』…普通のナイフ。大きさ肉切り包丁くらい?とはいっても中に電流が通されており、触れたものに流れる仕組みでヒトに当たれば痛い。が、ゴムなど絶縁体に弱い。威力は調節可能。

【SV】「CDX-B-4EVER。以上が当機体の固有名となります」
「目標確認、バイタル出力ともにクリア。戦闘に移行する。」
「貴方のことは当機体が守ります。ご安心ください。」
「ヒトを笑顔にするときは頭を撫でるらしいですね。…その。今、貴方は当機体に撫でられています。どうでしょうか」
「皿を洗えとの命でしたので、『洗濯用洗剤』と言う此方を使いました。…あの。また、私は間違えましたか」
「私の存在意義は戦うことです。それだけが此処に居る理由だから。その否定は私の無価値を表します」
「こんなのCDXとして出来損ないにも程がある…!……教えて、ください。『コレ』は、なんなのですか」
「『アイ』が分からないから。『うれしい』も、『おこる』も難しいですから」