Cassidy=Derleth

キャシディ=ダーレス

「俺かい?まぁ何処にでも居るSSSの隊員だよ。ま、そんなに固くならず、気楽にいこうや」
「ステラの連中は未だに神サマを崇拝してるんだって?良いよなぁ…だってよ、くたばった後の居場所が用意されてんだぜ?しかも滅茶苦茶良いとこときた。こりゃあ送ってやるべきだろ?」

【名前】Cassidy=Derleth(キャシディ=ダーレス)

【種族】人間

【性別】男

【年齢】29歳

【身分】登録市民(STV-46573)

【職業】SSS隊員

【容姿】錫色の短髪に暗めの翠玉色の瞳、身長180cmの細身ながらも筋肉質な体つきをしている。リマイズした黒一色の左腕と左のこめかみから頰へ走る三本の傷跡が特徴。フィールドグレーを基調とした四つボタン四ポケット型の耐火防護野戦服、同色のズボンに軍靴を身につける

【性格】飄々としたお調子者かつ皮肉屋。割とヘラヘラしていて歳上でも歳下でもあまり大差なく接する青年。ただし、壁の外に居る連中に対しては自身の左腕を奪われた事もあってか必要以上に残酷になる…と言うのは建前で、目的意識の低い生粋の殺人嗜好者。SSSに入った理由も合法的に殺しを認可されるからであり、訓練生時代も何度か「整備不良」で気に食わない同期を屠っている。

【武装】
《義腕》S.E.D製軍用パーツを元に造られた違法パーツであり、指が切断性能を有する鉤爪状になっている。内部には指向性熱衝撃波線を撃ち出す機構が備わっている。純粋な出力も高く、人の骨程度なら簡単に折る事が可能。後述するパワードスーツ『ハングドマン』と端子を繋ぐ事で装着型コントローラーを着けなくとも操作出来るようになっている

《ローゼスM75》全長796mm、銃身長457mm、装弾数4+1発、使用弾薬12GAバックショット9粒弾。コンバーティブルのソードオフショットガン。マズルにはCQC対応のベゼルタイプを使用、近接戦に特化した散弾銃となっている

《ボウイナイフ》全長395mm、刃長265mm、一般的なボウイナイフ。峰部にセレーションを備えており、アウトドアで重宝する一品

《ハングドマン》壁外調査に使用する強化外骨格。詳しくは補足を参照

【補足】元はノワール・ソレイユの構成員で、ハンターや警備隊、一般市民を殺害した経歴を持つ殺人犯。その後警備隊によって確保、その場で射殺される予定だったが司法取引の結果、最前線での戦闘任務と引き換えに新たなIDを得た。現在はSSSの実働部隊として最前線に出ているが、最低限の福利厚生によって申請付きとは言え、NOAHへの帰還も保障されている
『ハングドマン』
全高:6.3m
重量:10t
兵装:
《XR-30突撃砲》30mmチェーンガンと120mm滑腔砲が一体となった複合兵装。36㎜弾倉は副腕(サブアーム)による自動交換。背部兵装担架からの射撃も可能で、最大4つの突撃砲で弾幕を展開する事も出来る。120㎜砲モジュール最上部には装弾数6発の弾倉が装填されており、砲弾の選択は主腕による弾倉交換が必要である。後上面にあるブロックモジュールは2000発の装弾数を誇る36㎜砲弾倉であり、その驚異的な装弾数は特殊形状ケースレス弾によって実現されており、弾倉を銃身と水平に装着する独特な給弾方式を取っている。これによって弾倉が銃本体と一体化するため弾倉の突起がない分、取り回しに有利となっている。36mmチェーンガンには劣化ウラン貫通芯入高速徹甲弾(HVAP弾)、120mm滑腔砲には装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS弾)を使用
《可動兵装担架システム》兵装や追加装備を携行させるために開発されたサブアームシステムの総称であり、各種兵装に対応したマウントアタッチメントに換装することで、長突撃砲の他、各種コンテナなどの多彩な装備を可能にする。また自動制御による補助攻撃を行うなど、機体運用の柔軟性を飛躍的に高める装備である。その基部となる可動モジュールは動力源(電力)こそ機体に依存するが、独自の駆動系や関節、伸縮機構を備えており、第三、第四の腕と言っても過言ではない。しかしガンマウントでの射撃精度は主腕マニピュレータに劣るため、背後への攻撃や火力の補強のための使用が多い。本機は右はガンマウント、左は後述の武装を装備する為にマウントが廃されている。
《RW-01 Tathlum》ケルト神話の登場人物であり、太陽神であるルーの所持品の一つである投石器の名を冠した武装。装弾数6発。左腕背部に円筒型の装置、左腕部に砲身と銃架という左腕全体を使う形で構成されており、非使用時は砲身を折り畳むように格納している。長距離狙撃を目的とした武装であり、背部の装置はエネルギー充填に必要な装備であるとされているが...(以下備考欄)
備考:壁外調査の為に開発された二足歩行型強化外骨格。赤と黒のカラーリングが特徴的な機体で、全体的に角張ったフォルムをしている。スラスターを脚部に備え付けており短距離であれば単独飛行が可能となっているが、本来は高速移動用のスラスターである為、長距離移動の際には専用の無人輸送ヘリを用いる。機体の各部に装甲ブロックが追加されており高い防御性能を誇るが、内部の居住性度外視で構築された機体である為居心地はあまり良いとは言えない。SSSの軍用品倉庫で吊るされていたのを見たキャシディが「ハングドマン」の名を付けたワンオフに近い機体となっている。
「RW-01 Tathulumの真実」RebuildWeapon-01 Tathulum。かつて第五次大戦の最中に造られ、大戦の中で設計図の大半が消失した終末兵器の亜種。その断片化したデータを元にNOAHの技術力によって蘇ったのがこの武装である。弾頭に戦術核を利用する事が前提で造られていた本武装は、背部に取り付けたジェネレータと砲身内部に設置された加速器を用いて高速で弾体を射出する


『プラズマブレード』向井神楽によって修復された義腕に取り付けられた新武装。前腕部内側から柄、前腕部両側面から硬質ブレード基部を展開、熱衝撃波変換機構を介してブレード基部へとプラズマの刃を定着させ、前腕から先全体を覆う二本のブレードを有する剣として用いられる。剣先は接合せず僅かな隙間を確保、これは敵の剣などを折るソードブレイカーとしての役割を果たす。また、ブレード基部の内側を展開する事でプラズマカッターとして扱う事が出来るがエネルギー変換効率が悪く、こちらはあくまで副兵装としての意味合いが強い。ブレード基部を内蔵した事により義腕自体の構造強度も増している