─────これは、星降る街の物語・・・
【名前】Monica Karkaroff(モニカ・カルカロフ)
【種族】人間
【性別】女
【年齢】24
【身分】非登録市民
【職業】“元”ハンター(Aランク) / 暗殺請負人
【容姿】ネックの長いセーターに、義手のシルエットを誤魔化すためか少し大きめのタンカースジャケットを羽織っている。細身のジーンズに足には履き慣らされたベージュのスニーカー。両肩から下は存在しておらず、代わりに黒でカラーリングされた太めの義手が宛てがわれている。細身ではあるが、ピッタリとしたセーターのせいか、胸の大きさは誇張されている。身長は170cm、体重は46kg。義手の重さを加えれば58kgとなる。黒瞳に鋭い目付きに三白眼、長めの下まつ毛に薄らと隈ができている。ボサボサと手入れのされていない肩ほどまでの黒色の髪。目元は今にも隠れそうで、邪魔な時は帽子を被ったり髪留めを用いたりする。
【性格】誰に対しても警戒心を抱き、飄々として掴み所がない。フランクな1面もあるが、皮肉を織り交ぜた発言が多く見られ、自己の利益の為には他者を陥れる事を厭わない性格である。常に勝利や利益を優先し、勝つための手段はどれだけ汚かろうと、彼にとって結果が全てなのだ。その信念や決意は、もはや執念や固執とも言えるだろう。しかしながら、自身のリスク管理も怠らず、完遂不可と判断した仕事に関しては断る事も多い。言うまでもないが、女性らしさは殆どない。
【補足】2年前の星降る夜に妹を無くした彼女は、ノイン討伐の直前にその事実を伝えられ、放心状態のまま目標であったノインと接的する事となる。敵の攻撃を受けきれず両腕を失い、致命傷を負った彼女は、仲間がノインを仕留め切る頃には既に息を引き取り、死体は回収されず死亡と報告されていたはずだった。しかし約1年後、死んだはずの彼女は両腕に機械の腕を生やした姿で確認され、金次第で汚れ仕事を請け負うようになる。暗殺から死体処理、他企業のデータの奪取。夜の街をワイヤで駆け回る姿から、『黒疾風』と呼ばれる事も少なくはない。彼女が行方を眩ませていた約1年の間、その空白を知るものは殆どいないだろう。また、ノワール・ソレイユとは無関係であり、個人での活動を行っている。
【武装】『electro』違法リマイズパーツを用いて作り上げられた左右の義手。掌から超硬度の細いワイヤを発射することが可能で、先端には矢尻のような金具が取り付けてある。義手内に内蔵されたワイヤの長さは約20m程。発射と回収を繰り返す事によって、飛ぶように建物間を移動なんて芸当や、義手から細かな振動を送ることによって、ワイヤ自体にカッターの様な性質を持たせることも可能。主な使用用途としては移動、もしくは室内戦において壁間に張り巡らせることによって索敵やトラップとして使用する。また、近接でのロープ・ファインティングや、遠距離からの矢尻での攻撃など多種性のある戦闘展開ができる。名前の由来は発射音や巻き取り音が電子ノイズのように聞こえるためとか。
【SV】「人がなんで生きるのか、私は知ったこっちゃない。でもひとつだけわかるのは、誰も楽しむ為に生きてるってわけじゃねーのさ。損だよ、ほんと。私もお前もな」