ash・Russell

アッシュ・ラッセル

【名前】ash・Russell(アッシュ・ラッセル)

【種族】人間

【性別】女性

【年齢】25

【身分】登録市民/ASH51109

【職業】SSS所属 ハンター・Sランク

【容姿】まず特徴として、白黒のピエロの仮面をつけている。向かいあって左側の目元は仮面が砕けて見えるようになっている。少し紫がかった、ライラックを彷彿とさせる灰色の髪は前髪が長く、瞳は髪色と同じ色の光のない左目が垣間見えている程度。肩までの長さの髪の中に、首あたりから伸びる長い髪が1束。右目は常に充血しており、瞳も白くなっている。なお、この右目は視力が良いとは言えないよう。
そして、彼女の1番の特徴である、顔の大半を占める火傷跡。首から額までを赤黒いケロイドが覆っており、唯一無事なのは左目辺りだけである。
服装は鎖骨、肩が透けている黒いゴシック調のワンピースで、黒いニーハイソックスにガーター。靴は黒いローファー。両腕はリマイズ手術を受け、重いものを軽々持ち上げられるようになっているほか、見た目は人間の腕そのものだが刃物や銃弾も通らない硬さになっている。両手ともに親指、人差し指、小指が露出した黒い手袋をつけている。体は凹凸が多く、身長は167cm。

【性格】彼女は異常であり、異変であり、異様であり、奇異だ。この世の全てのものに感情を抱き、この世で彼女にとってどうでもいいものなどない。周りから化け物と言われようとも、どんな罵詈雑言を投げつけられようともその全てが愛おしい。ただただ"変な人"とどうでもいい目で見られるよりも畏怖され、恐れられる方が彼女にとって余程嬉しいのだ。痛みは神からの快楽、血は天からの恵み。この体を巡る全て、この体を作る全てが愛おしいではありませんか!いいえ、このノアを支える全ての人が愛おしい!!嗚呼、愛おしくて愛おしくて……いつか壊してしまわないか心配だわ。
いくらSランクハンターの実力を備えども、彼女の"異"は人の恐怖を集める。それは感情を持つドールも同じで、今まで何体ものドールとファミリアを組んできたものの…彼女の思考についていけるものはいなかった。いろんな型のドール達と時を過ごして、"別れて"を繰り返す度に彼女は過度に喜び、過度に悲しむ。…感情がプログラムされていないドールと組めば良いですって?そんなの、従順すぎてつまらなさそうで、可哀想ですもの!どうせなら反抗して、喧嘩して、殺し合える仲がいいわ!
顔の大半を占める火傷跡は、2年前のセカンドフォールでの火災に巻き込まれてできたもの。それと同時に家族を失っている。
好きなものは自分に評価(良い評価から悪い評価まで)をつけてくれる人々。
嫌いなものは流星雨と自分に評価をくれない人々。
一人称は私(わたくし)、二人称は〇〇さん、〇〇様。
火傷跡は手術を受ければ目立たなくすること、またはなくすこともできるのだが本人は"家族との証"と治そうとしない。仮面をつけているのは、仮面を外した時の相手の負の表情が見たいから。
自身の顔面の火傷跡を狂気的に喜び、"天から受け取ったものだ"と自ら自称する事と実力の二つから"天禄の傷顔(てんろくのスカーフェイス)という二つ名がある。
【補足】(過去)裕福な家庭の生まれで、父母ともにハンター家業だった。…彼女の異常な思考は彼女が誕生したその瞬間から、といってもおかしくは無い。物心ついた頃から血を見ると恍惚とした笑みを浮かべて、痛みを感じるとこれは快楽、嬉しい事と満面の笑みを浮かべた。次第に家族は彼女に対して恐怖を抱くようになった。なぜ?私はこんなにもお父様とお母様を愛しているのに。そんな思いも少しは抱いたが…いくら家族に負の感情を向けられようとも、彼女にとっては"私の家族はちゃんと私に対する想いを持ってくれている"という感情に過ぎなかった。いや、過ぎなかったというよりは__寧ろ愛が溢れてきて、物凄く壊したくて仕方なくなってきていて。だからこそ、セカンドフォールの災害で家族を失った時は激昂した。激怒した。あなたにもきっとわかるでしょう?自分がやるべきことを他人に奪われた時の気持ち。そう。本当は私がお父様とお母様の命を奪う筈だったのに…。

(現在)Sランクハンターとして活動中。色々な依頼に追われている毎日だが、楽しくて仕方ない様子。特に、自我を持ったノインとごく稀に話せるのが楽しみ。可哀想に、ノアの人々に害をなすことだけを考えるなんて見ていられないわ。今すぐこの手でその人生を終わらせてあげなければ__。

【武装】対ドール・対人殺傷切断機「guillotine」ギロチンの刃をそのまま取ったような武器。鉄では無い硬い金属からできており、ドールや鉄なども勢いによっては切断できる武器だが、その重さは10キロ程。軽量化は腕のリマイズがあるので必要ないとのこと。ギロチン本体に鎖がついており、テクニカルで特殊な使い方をすることも可能。持ち手部分もある。

自動小型拳銃「Anat(アナト)」ただの拳銃。名前はウガリット神話の愛と戦いの女神、アナトから。近接武器だけでは勝てない場面も多々あると判断したための護身用。威力は普通の銃より少し強いくらいで、打つ側の危険もほとんどない。

【SV】「私はアッシュ・ラッセル。お好きなようにお呼びくださいませ!」
「嗚呼!愚かな子!開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまった…!なんと言うことでしょう、その箱には最初から底にも希望なんて入っていなかったのに!!」
「炎は人類が最初に得たプロメテウスからの叡智!それで怪我をするなど、幸福なことではありませんか!」
「可哀想な子、行き場を失ってしまったのですね?同情します、その希望などない茨の道を一人で歩んできたのでしょう……さぁ、私が今!その苦しみから貴方を救って差し上げましょう!__勿論、貴方の死という希望を以って!!」
「さぁ、ここから始まるは剛毅な命のぶつかり合い!それはまさに聖戦と呼べるでしょう!__Sランクハンター…"天禄の傷顔(スカーフェイス)"、参ります!」