─────これは、星降る街の物語・・・
【名前】ローレ・ミア・ティルピッツ(Lore・mia・Tirpitz)
【種族】人間
【性別】女性
【年齢】20歳
【身分】登録市民 番号DEU - 00214
【職業】中央政府職員/カーディナル派
【容姿】ミルクティー色のストレートの長髪を編み込んでまとめ、右肩から胸元へと垂らす。左耳付近の横髪は耳に掛けていて、前髪は睫毛を少し覆う程度の長さで適切に切り揃える。右の横髪には赤い跳ねっ毛が一房。瞳はやや垂れ気味で、黒っぽく燻んだ茶と真紅のオッドアイ。普段はスタンドカラーのシャツの上に黒のベストを着て、その上から丈の長い、飾緒などの施されたベストと同色のコートを羽織る。下はキュロットスカートの場合もあれば、右太腿辺りにベルトの装飾が付いたパンツの時もあるが、どちらかと言えばキュロットスカートの方が多い。足元には軍服と調和したショートブーツ。
【性格・性質】AI「カーディナル」を支持する中央政府職員。かのAIは停滞への道を歩んでいたノアに光をもたらす存在だと心酔しており、中央政府の行動が制限されている現状に不満を抱く職員とは対極の存在。盲目的なまでに特定の人物などを崇拝する癖があるようだ。彼女の行動原理もまたカーディナルと酷似しており「ノアの繁栄」である。そのため中央政府奪還派を「ノアの栄華を断たんとする者」と認識し、カーディナルの目標の成就のためならば彼らとの争いも厭うことはないほど。物を捨てるという行為が苦手であるらしく、本人曰く「いつか使うかも」「私が物を捨てるんじゃなくて、きっと私が物に捨てられるんじゃないかな」という感情が湧いてくるようで、自室はそれなりに汚い(床にはメモ用紙が乱雑に散らばり、ソファーは物置と化しているなど。メモ用紙に至っては、彼女が把握しやすいよう配置しているらしく、場所をずらされることを嫌う)。
【好きなもの/嫌いなもの】ノア、カーディナル、議論、読書、古品収集/中央政府派、ステラ、話が通じない相手、勝手に物を捨てようとする人
【長所/短所】議論が得意、忠実/整理整頓が苦手、盲目的
【血液型】B型
【誕生日】4/1
【補足】カーディナルの制御ができなくなって数年後、セントラル職員だった父を継いで就職。カーディナルが居て当たり前の環境で職務をこなしていたため(生まれた時点で既にカーディナルの支配体制が始まっていたため)中央政府の権利を奪還しようなどと思ったことはこれまで無いのだろう。ちなみに家系のルーツは、第五次世界大戦時のドイツ第五帝国海軍将校だという。その為か海戦の知識は豊富であるが、現状では造船なども行う必要がなく、もやもやとしている。
【武装】銃装機工鎌グラナートロート(Granatrot):変形機構を搭載した大鎌。刃と柄を結合する部分にリボルバーを用いている。攻撃時、相手への命中と同時に柄に設けられたトリガーを引く事で火薬を爆発、刀身を振動させて斬撃の威力を上昇させる。加えて、グリップを捻ることで仕込み刃が展開され刃部分が伸び(彼女の身長の倍程度)、広範囲をまとめて薙ぎ払うことが可能になる。軽量金属で製造されたとはいえ、刃展開状態ではそれなりの重量になるようで、彼女は鎌に振り回されるように扱っているという。
【SV】「こんばんは、私はローレ。ローレ・ミア・ティルピッツ。中央政府職員です、以後お見知り置きを、ね」
「カーディナルさんのこと? ノアの繁栄と拡大を願うだけでなく実行に移すなんて素晴らしいと思わない?」
「ああダメ、そこの書類は私が分かりやすいように配置したの。なるべくいじらないでくれると嬉しいな」
「彼女の意向に逆らうって、どんな行為か分かってるのかな」
「君を捨てるのは私で、私を捨てたのは君なのかな」
「ここに海は……あるっぽいけど使わないよなぁ、艦船。造っても使わないじゃ無意味だもんね」
※全身立ち絵はリアルに余裕ができたら描きます。