─────これは、星降る街の物語・・・
ドール〝SDX〟シリーズ
〝ドール〟項目で紹介したドール以外にも、ドールには様々な種類があります。
此方で紹介するのは、公には作られていない、もしくは違法であるドールの1つです。
このドールは通称〝SDX〟シリーズ(スレイヴ・ドール)と呼ばれており、セカンドフォール以後から密かに製造が開始された。ドールの中では一番新しく開発されたドールであるが、表向きには論理的問題の為、存在していない事になっている。基本的にこのドールはSSSに強制的に所属させられ、更にCDXやDDXに偽造されている事が多く、存在を知るのはSSSの隊員の一部など極小数のみ。
このドールはHDXと同じく、人類種をドールに改造したものだが、HDXとはまた違う存在。
このドールに改造されるのは、星術国ステラの人々だ。
主に捕虜となったステラの〝星天の衛士〟の内、ノアに従わない者に施術される。
オーバーライトの適合者を改造するHDXシリーズは安定して施術出来るが、適合者以外の人間のドールへの改造は成功の確率が30%程で、仮に成功したとしても、寿命は施術後から10年程になってしまう難点を抱えていたが、敵国の住民である彼等を改造するのには一切の躊躇は無いようで、カーディナルの命令によりSDXは増え続けている。
脳にノアへの敵対行為を防ぐプログラムが施されており、個人差はあるものの、改造される前の記憶を消されている事が多い。(何かの拍子で思い出す事はある)
彼等特有の能力である〝星術〟が使用できるが、体の改造度合いが増える事により、星術の威力は比例して減衰していく。
一切武装を施さなければ改造前とほぼ同じ威力の星術が使用出来るようだ。
尚、全てのドールの中で一番人間に近く、10年という限られた寿命の中で成長もするし、電力では無く食事を取る必要がある。排泄なども必要。
型番の構成
SDX-■■■■■(■部分は主に英数字のみだが自由)