─────これは、星降る街の物語・・・
セカンドフォール以後、カーディナルの手で常にメンバーが集められている、戦闘調査隊。かつての〝壁外調査隊〟のルーツを持つ組織。
セカンドフォールにより発生した〝ハザード・ゾーン〟と呼ばれる汚染区域があまりに広く、人口に対して土地が狭くなり過ぎた為、そしてもっと安全な土地を確保する為に、公には霧が晴れた森を超えた先を探索・開拓する事が目的とされている。......が、森の奥に広がるこの大陸全土を支配する現地の国家、開拓の妨げとなる〝星術国ステラ〟と戦闘を行う部隊、という側面が強い。
個人の主従関係を除けば、隊員同士の上下関係は無いものの、一言で言えば、ノアの軍隊である。
隊員は服の何処かに上記の隊章を付ける事が義務付けられている。少なくない額の給料が支給されるが、本職を他に持つ事も許可されており、普段の行動は自由。ノアを裏切らないことを条件に、個人で外部に出向くことも許可されている。
志願者及び、めぼしい存在にカーディナルが声を掛けている模様。
実力さえあれば、カーディナルの命令に従うことを条件に、ユリスやノインをはじめ、犯罪者や非登録市民も入隊することが可能。
尚、カーディナルに声を掛けられ、入隊を拒否した者の一部は、「入隊しなければ、あなたの市民登録を抹消し、公的サービス全般を停止させて頂きますよ?」などと脅迫されて入隊した者も居るようだ。