流星雨

ミーティアフォール

かつてノアを襲った未曾有の大災害。これにより多くの命が失われている。

オーロラセルが激しく活性化、激しい閃光と共に、オーロラセル中で輝いている〝星〟(オーロラセルの項目参照)が流星雨の様に幾つも街に降り注ぎ、大爆発、火災、オーバーライト汚染を巻き起こす。


これまでに二度発生しており、呼び分ける際には

一度目を第一流星雨(ファーストフォール)

二度目を第二流星雨(セカンドフォール)と呼称される。


ファーストフォールは旧暦75年、10月1日に発生し、街の全域に無数の〝星〟が落下、当時の人口、125万人の内、15万人程が死亡している。被害が広範囲に渡った為、汚染は一部を除いて強くはなく、およそ10年後には殆どの区域において汚染除去が完了した。


宇宙空間に出ようとした市民が宇宙船に乗り込み、オーロラセル中に突入した事が原因。


オーロラセル中に物質が突入すると激しい活性化が起こる事がこの時判明し、現在は高高度飛行規制法により、無許可で高度50km以上に達した飛行物は、地上からのレーザー砲によって破壊される。


手足を失った者や肉親を失った者が多数発生し、そんな人々の為に開発された〝ドール〟、〝リマイズ技術〟は現在では無くてはならない物となっている。






セカンドフォールはおよそ2年前、新歴548年の12月24日、雪が降り積もったクリスマスイヴの深夜に発生し、人口1100万人の内、200万人程が死亡している。




北西区、南西区の一部区域に集中して〝星〟が落下。範囲内の街並みが完膚無きまでに破壊されただけでなく、極めて強いオーバーライト汚染が確認されており、現在は対象区域を〝ハザード・ゾーン〟として侵入が禁止されている。汚染濃度が高過ぎる為、復興の目処は立っておらず、現在はほぼ完全に放置されている。


しかし〝適合者〟(HDXの項目参照)の一部がまだ住み着いている事が確認されており、中でも犯罪を犯す適合者達の根城にもなっているらしく、近々大規模な捜索が検討されている。


また、原因は不明だが、セカンドフォール以後、ノア外部の森に掛かる霧が消滅している事が確認されている。